着物は蚕の繭からとった糸(たんぱく質から出来た動物性の繊維)で織られています。
絹の特性を踏まえて大切に扱うことで、いつまでもより美しく
お召しになる事が出来ます。
着る前、着ている時、脱ぐ時など、手は常に洗って綺麗にしておきましょう。 | |
手の汚れは意外と着物の汚れの原因になります。 | |
シミを付けてしまったら、タオルやハンカチ等でこすらない様に汚れを吸い取らせ、
それ以上広げないようにします。 |
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水で洗い流したり、おしぼりを使うのは厳禁です。着終わったら早めにお手入れにお出し下さい。 | |
脱いだ後は和装ハンガーに掛け、直射日光の当たらない風通しの良い部屋に干し、 湿気を抜きます。(半日〜一日程度) 着物ハンガーはWEBショップで販売しております。
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干す時にストーブやアイロンなどの熱のある物の近くで干すのは絹の変質、
劣化の原因になるので気をつけましょう。又、アイロンでのシワ伸ばしも避けて下さい。 |
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お召しになった着物のシーズンが終わったら、一度だけの着用でも必ず
お手入れに出しましょう。(気がつかない部分が汚れていたりします。)
また、襦袢のお手入れも忘れずに。(着物以上に汗や皮脂を吸っています。)
袷 | 10〜5月 | 単衣 | 6月と9月 | 薄物、浴衣 | 7、8月 |
〜お手入れの後は〜
きものをたとう紙に入れ、タンスに仕舞います。防虫剤、防湿剤も入れておきましょう。
○天然原料使用 いしかわや特製 聖香
奥ゆかしい香りで着物の保管に最適です。WEBショップで販売しております。 |
○高級和紙使用 いしかわやオリジナルたとう紙
着尺サイズ、帯尺サイズ お問いあわせ下さい。 |
〜ここからが一番大切〜
タンスにこもる湿気は着物の一番の大敵です。どんなに綺麗にお手入れをした後でも
そのまま仕舞いきりにしていると、その湿気が原因で、カビ、絹の変色、変質を引き起こします。
(絹はデリケートな動物性たんぱく質の繊維です、忘れずに!)
一番の予防は半年に一度の着物、帯の虫干しです。
よく晴れた湿気の少ない日に(5月と10月が一般的)
日光の当たらない風の通る部屋に干して、着物に新鮮な空気を当てます。
虫干しが出来なくても、たまにタンスから出し、
たとう紙を開けて着物に風を当てるだけでも十分効果的です。
時には機会がある毎に着用しましょう。
いつまでもきれいに、これからの世代に受け継いでいくためにも、ほんの少し着物に気に掛けて下さい。
きもの専門店 いしかわや
tel 0250-58-6346
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